皆さん、健友鍼灸整骨院です。
今回は股関節痛と変形性股関節症についてお話します。
股関節痛、変形性股関節症について
股関節痛(鼠径部痛症候群)
股関節とは骨盤にある寛骨臼と大腿骨にある、大腿骨頭によって構成される関節で(球関節)様々な方向に動く事のできる数少ない関節です。
単関節筋である腸骨筋、中殿筋、大殿筋は股関節のインナーマッスルで大腿骨頭を安定させ、多関節筋である大腰筋、大腿四頭筋、ハムストリングスはアウターマッスルで大きな力を出すことに優れています。
股関節を痛める際はこれらのバランスが破綻した際に起こります。
(症状)
股関節前面~後面が痛む時は曲げた時、伸ばした時に前面への痛み、可動域制限、立ち上がり、歩行痛が出現する場合が多いです。
→ 股関節筋の柔軟性低下が原因
股関節外側が痛む時は前に踏み込んだ時、横に踏ん張った時に痛み、可動域制限、しゃがみ込み、階段痛が出ます。
→ トレンデンブルグ(股関節筋の低下)
ラグビー、アメフト、サッカーなど蹴る動作が多い場合は鼠径部痛症候群(グロインペイン)といい、やはり筋肉の使い方や使い過ぎで起こります。
接触などによるものには骨や靭帯への問題も出るため、X線やMRIでの検査をされた方がいいかもしれません。
変形性股関節症
股関節の軟骨に衝突、摩擦が加わり続けてしまった結果、関節の破綻を起こし骨棘(とげ)ができ、変形性股関節症となってしまします。
生まれつき脱臼をしていたりすると将来、変形になるリスクがあがります。
比較的40代の女性から進行していきます。
(症状)
基本は股関節ですが、大腿部、臀部、腰部などにも痛みが出ます。
股関節の曲げ伸ばし、しゃがみ込み、あぐら、可動域制限、歩行痛、階段痛が挙げられます。
進行してくると股関節を90°以上、曲げる事ができなくなり、筋力の低下を起こし、トレンデレンブルグなどの異常歩行をし始めます。
診断にはX線を使います。
骨の変形なので進行の具合によって、骨棘や骨の間隙が狭くなっていることが確認できます。
(予防)
股関節痛に関しては痛みの出る動作の制限、股関節柔軟性、インナーマッスルの安定性、体幹と股関節の協調性(使い方)が必要となってきます。
変形性股関節症に関しては初期であれば可動域制限も痛みも少ないので、柔軟とインナーマッスルのトレーニングで充分対応可能ですが、変形が進行していると関節の動き(マニュピレーション)から行う必要があり、角度を獲得するまでにかなりの時間が必要です。
あまりにも痛む場合は手術の適応になりますので注意してください。
当院では、そんな動きの取れなくなった、痛みが強い、手術をしたくない方への施術やトレーニングをすることが可能です。
早めに対応すればちゃんと動きますので既に違和感のある方、放置せずケアしましょう。
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