皆さん、健友鍼灸整骨院です。
今回は股関節拘縮と大腿骨頚部骨折についてお話します。

股関節拘縮、大腿部頚部骨折について

股関節拘縮

股関節拘縮とは、股関節周囲の筋、腱、関節がケガや病気などで動く事が少なくなった結果、関節の動きが制限され痛みや動作困難が出現するものです。
種類があり股関節屈曲拘縮、股関節内転拘縮、股関節外転拘縮が挙げられる、拘縮する筋によってできなくなる動作が変化する。

(症状)

股関節屈曲拘縮 → 股関節を曲げる腸腰筋、大腿直筋、縫工筋の損傷による拘縮。
立位時(立った時)骨盤が前方へ傾き腰椎の前傾(反り)を起こしてしまうので腰痛の原因になります。
歩行時にお尻を突き出して歩く、しゃがみ込み時に腰を丸くするうつ伏せで膝を曲げると、もも前が張り膝が曲がりにくい、お尻が上がってくる現象がみられる。

股関節外転拘縮 → 股関節を外に開く小・中殿筋、大腿筋膜張筋の損傷による拘縮。
仰向けで寝ていると脚長差(足の長さ)に変化がみられる特に長くみえる、痛めている方の骨盤が下がるので腰痛、股関節に痛みが出現しやすい。
歩行時にお尻を左右に振るようなトレンデレンブルグ歩行がみられる。

股関節内転拘縮 → 股関節を閉じる短・長内転筋、大内転筋、薄筋などの損傷による拘縮。
仰向けで寝ていると脚長差(足の長さ)に変化がみられる特に短くみえる、股関節の付け根(恥骨)や膝の内側に痛みが出現しやすい痛めている方の骨盤が上がる、足をぶん回すような歩行を行う

 

大腿骨頚部骨折

大腿骨頭と大転子の間のカーブした部分の損傷で転倒時など強い衝撃が加わった際に起こる骨折で骨折の中でもかなりの固定期間が必要になるものです。
高齢者の方では寝たきりの原因となり、認知などにも繋がっていきますので注意しなくてはなりません。

(症状)

高齢者の発症が多く、大腿部に痛み、起立時、歩行時痛、状態によっては歩行困難となります。
骨折した方は足が短く見え、ガニマタのような姿勢をとったりすることもあります。
内側型と外側型があり前者の方が治りが悪く時間がかかってきますので特に注意が必要となってきます。
X線で診断が容易に確認できます。

(予防)

股関節拘縮に関しては拘縮の原因となっている筋の柔軟性が必要で、筋の緊張を取る為に温めや関節の訓練、そして筋力強化をする必要があります。
比較的、早ければ筋の拘縮は解消するので早めの対応が必要となってきます。

大腿骨頚部骨折に関して基本は手術の適応となります。
ボルト等で固定後、早期からの歩行訓練が始まります。
動きが獲得できれば後は股関節周囲の筋力強化です。
ただし、手術により可動域の制限があるので自転車などは難しいと考えられます。
階段などの日常生活での動きは行えますので動く範囲でトレーニングしましょう。

当院では、手術後のトレーニングや固まった動きへのアプローチを得意としています。
その方のライフスタイルに合ったものを提供させて頂きますので、お悩みの方は、是非ともご連絡お待ちしています。

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