皆さん、健友鍼灸整骨院です。
今回は手の痛みのばね指とドケルバン病についてお話したいと思います。

手の痛みのばね指とドケルバン病について

ばね指

ばね指とは屈筋腱(指を曲げる腱)と腱鞘(腱を包む繊維)がトンネル状になっており、繰り返しの動作や摩擦により炎症を起こし、腱がトンネルの中で腫れてしまい動きにくくなってしまった結果、指を動かす際に引っ掛かり(弾発現象)が起こり痛みが出てしまった状態をばね指といいます。

(症状)

成人の場合は中年女性に多く、第1指に出る事が最も多いです。
初期症状は指の曲げ伸ばしがしにくく、徐々に指の関節に痛み、引っ掛かりが出現してきます。
指の使いすぎによる負荷のため、動かすたびに摩擦のために炎症が進み、腱鞘が肥厚したり、腱が肥大し、通過障害を起こすために悪化します。
症状が悪化してくると人に動かしてもらはなくては動かない状態になっていきます。
糖尿病、リウマチ、透析患者にもよく発生します。
指の付け根に腫脹や圧痛があり、ばね現象があれば診断は容易です。
糖尿病、リウマチ、透析患者では、多発性に生じます。

ドケルバン病

20代~50代女性に多く、手の反らす動作を行う筋肉の腱が浮かないよう抑えている腱鞘のトンネルで短母指伸筋腱と長母指外転筋が繰り返しの動作や摩擦により炎症を起こし、腱がトンネルの中で腫れてしまい動きにくくなってしまった結果、起こるものがドゲルバン病です。

(症状)

片側での発症が多く、親指から手首の外側に痛み、腫脹、圧痛、熱感、硬結が出現します。
手首の母指側にある腱鞘とそこを通過する腱に炎症が起こった状態なので母指を広げたり、動かしたりするとこの場所に強い疼痛が走ります。
母指の使い過ぎのため、腱鞘が肥厚したり、腱の表面が傷んだりして、さらにそれが刺激し、悪循環が生じると考えられています。
母指と一緒に手首を小指側に曲げると痛みがいっそう強くなることで診断します。→ フィンケルシュタインテスト

(予防)

炎症や腫脹が強い場合は固定を行い繰り返し負担になっている動作の中止を行います。
肘や肩甲骨の使い方、筋膜に対しての施術を行う事で症状の緩和が見られます。
症状があまりにも強い場合は手術の適応になる可能性がありますので専門医への受診をお勧めします。

日常生活での繰り返し動作が原因となりその癖が痛みを誘発する原因となります。
動作だけではなく体幹など姿勢からの改善も必要となりますのでお困りの方は是非、ご連絡下さい。

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