皆さん、健友鍼灸整骨院です。
今回は頭痛と顔面痛についてお話したいと思います。

頭痛、顔面痛について

頭痛

頭部に限局する痛みの総称で、痛みを伝える神経への刺激により発生するが、刺激を受ける局所の痛みだけではなく、広範囲に感じられる関連痛である。
注意しなくてはいけない頭痛と改善できる頭痛があるので、それぞれの特徴と症状を説明していきます。

（注意する頭痛）

➀脳出血　　　→　意識障害、片麻痺、言語障害など頭痛に伴い運動障害や神経障害を起こしている場合は注意が必要となります。
➁脳腫瘍　　　→　頭痛が瞬時に突発し、かつ痛みの極限に達して持続する、あるいは進行性に悪化する場合は注意が必要になります。
➂脳圧亢進症　→　早朝に頭痛が酷く嘔吐と頭痛を同時に起こしている場合、また嘔吐後に軽減する場合は注意が必要です。

（改善できる頭痛）

➀筋収縮性頭痛　→　頭部、頚部、肩部に持続的な緊張が入ることで発生し頭重感、しめつけ感、首肩のこり、めまいなどがあり非拍動性である。
➁片頭痛　　　　→　反復性の慢性頭痛、多くは疲労、ストレスで誘発される充分に睡眠をとると軽減し、嘔吐、肩こりもある拍動性である。

顔面痛

顔面部の痛みは顔面を支配する三叉神経によるものの他に目、耳、鼻、顎、頭蓋内の病変、ウイルスによっても起こります。
こちらも注意するものと改善できるものがあるのでご紹介します。

（注意する顔面痛）

➀脳腫瘍　　→　痛みと言うよりかは麻痺や運動障害が特徴、特に眉より上が両方とも麻痺した場合は危険性が高い
➁外傷性　　→　頭部、顔面に外傷後に痛み、麻痺を伴う場合は脳の方へのダメージが考えられる為、注意が必要です。
➂自己免疫　→　ギランバレー症候群が代表で四肢から麻痺が起こり進行して顔面へ麻痺や痛みが発生

（改善できる顔面痛）

➀三叉神経痛　→　三叉神経が支配する領域に痛みが出ており感覚麻痺がない場合、針で刺されるような痛みが急に起こるがその後、痛みは数分で消失する。
➁ベル麻痺　　→　風邪などで免疫が低下した際に身体に潜伏している単純ヘルペスウイルスにより発症
片側で眉毛を挙げれない、目が閉じれない、口角が下がるなどの症状を起こし味覚や唾液分泌の低下を起こす。比較的に治りやすい

（予防）

頭痛も顔面痛も血流を上げ筋緊張緩和し食事、睡眠、運動を行いストレス発散を行う、必要であれば頚椎、胸椎、腰椎の柔軟性を上げここから出ている
交感・副交感神経負担を減らす、鍼やお灸がこれらの調節には最適であるので受けてみるといいです。

当院では、鍼、お灸での西洋的、東洋的アプローチも行っています。ローラー鍼という、鍼を刺さない施術も行えますので、苦手な方でも
安心して施術が可能です。もしお悩みの方がいればご連絡お待ちしております。