皆さん、健友鍼灸整骨院です。
今回は、怪我から完治するまでの流れをお話します。
スポーツマネジメントとは
スポーツ事故に関する危機管理手法を学び、事故を抑制し被害を最小限にとどめること
↓
1情報収集 2問題の認識、3選択肢の検討 4問題解決の治療 → (SOAP)を使う
正常組織
組織には次の4つに分けられる
1上皮組織 2神経組織 3筋組織 4結合組織
特にスポーツ損傷では筋、腱、靭帯、関節包が損傷されやすく結合組織の損傷が多い
↓
出血、止血
一次的止血 → 血管損傷時に血小板が血管壁に付着し → セロトニン、トロンボキサン、ADP、カルシウムが作用し一時的に止血する。
二次的止血 → Ⅹ因子によるプロトロンビン → トロンビン → フィブリノーゲン → フィブリン → 血液凝固 → 最後はプラスミンによって繊維溶解
↓
炎症
刺激が加わり細胞の損傷が起こった状態
第1相:血管収縮による(蒼白)第2相:血管拡張による(発赤)第3相:炎症細胞による(浮腫)第4相:マクロファージ(治癒)
5症状 (発赤、疼痛、熱感、腫脹、機能障害)
↓
増殖期
炎症期の後で組織の修復を行う時期
1毛細血管 2炎症細胞 3線維芽細胞によって肉芽組織が形成される
↓
瘢痕期
増殖期を超え治癒する時期
毛細血管、炎症細胞、繊維芽細胞が線維化 → 治癒 (骨折も同じような過程)
ここまでがケガをしてから組織が修復するまでの過程です。
ここからは治るまでに必要な処置と施術です。
(出血と浮腫へのマネジメント)
止血と浮腫は自然な止血反応では不十分広範囲に出血があると二次的低酸素症となる
1寒冷療法:出血・浮腫のコントロール → 2圧迫:体液滲出の抑制 → 3拳上:リンパドレナージ・静脈還流の改善
(痛みとスパズムの軽減)
通常、活動レベルを制限し組織の保護を行う持続的なものは組織の癒着と拘縮を起こす
寒冷療法:神経速度・筋紡錘活動の低下
温熱療法:筋紡錘の過剰緊張の抑制
電気療法:(弱)A線維への刺激
(強)脳内オピオイド刺激
(結合組織結合の促進)
筋骨格筋系、結合組織に様々な物理療法を用いることで修復過程を促進する
1温熱療法:血流・白血球の増加
2超音波:コラーゲン合成・血管新生
3電気療法:上皮・骨・結合組織の促進
(拘縮と癒着の予防)
筋骨格系の修復の過程で生じる合併症可動域と組織伸長の低下を起こす
↓
1モビライゼーション 2マニュピレーション 3装具による治療 → 改善
(再発防止)
結合組織修復は正常組織のもつ可逆性や張力を破綻させる再受傷のリスクとなる
↓
1ストレッチ:負荷量・時間・組織温
2PNF:筋腱組織の伸長
3モビライゼーション:関節包内の伸長
専門用語が多くなってしまいましたが、怪我から完治までのマネジメントです。
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